次回は琴畑かぶ、長ネギや前回に続き栗かぼちゃなどが入ります。

琴畑かぶは岩手在来種。
かつては漬物にして長期保存したり、煮たり蒸かしたものをおやつ代わりに食べるなど、地域に愛されてきたかぶ。
しかし連作障害の影響を受けやすかったり、冷蔵庫の普及で保存食があまり必要なくなったのもあり、徐々に途絶えてしまった品種。
30年もの間生産されていなかった琴畑かぶを復活させたのが、地元の高校生というのにも驚きです。
一度は途絶えたのですが、幸いにも遠野のタネ屋さんが少量だけ育て続けていて、その種から生徒たちが見事復活させたのがこのかぶです。
地元の高校生の情熱が詰まったかぶですね。

長ネギはシンプルに薬味やグリルしても甘さがでるのでおすすめですよ。

栗かぼちゃは状態もいいのでグリルしたり煮物にしたりとお好きな食べ方でいただきましょう。
どんな調理でも素材がしっかりしているので大丈夫です！

札幌黄玉ねぎは札幌在来種。
明治13年に札幌村で玉ねぎの栽培に成功したのがはじまり。
以後昭和50年ごろまで続きましたが、病気に弱く形が不揃いなのに対して、
病気に強く品質が安定しているF1を育てる農家さんが増え今ではほとんど流通しなくなりました。
一般の玉ねぎより肉厚で柔らかく加熱後の甘みが強いのが特徴です。
今ではなかなか手に入らない「幻の玉ねぎ」と言われています。

南部芭蕉菜は岩手在来種。
からし菜の一種で美味しい辛味があるので、サラダで食べるのがおすすめです。
他にも「芭蕉菜漬け」は伝統的郷土料理でもあります。

れんこんは石川県神子原の在来種れんこん。
シンプルにグリルなどしていただきましょう。
自然栽培のれんこんは希少ですのでじっくり味わってくださいね。

果物セットはぶどう「ナイアガラ」
明治時代には導入されているぶどうです。
糖度も高く甘みも強く、果汁が豊富でとても香りがいいのが特徴。
口で転がしながら味と香りを楽しみましょう。

オンラインスタも秋色に変わってきました。
栗かぼちゃ、パープルスイートロード、各種ぶどう、れんこん、ここから里芋、安納芋、さつまいもなども
徐々に登場します。
在来種セットも秋野菜になってきました。
秋の味覚は味のしっかりとした甘さがあるものが多いです。
どれもおすすめの野菜ですので、ぜひオンラインストアからどうぞ！

次回もよろしくお願いします。

「百聞は一見に如かず！」
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