次回は甚五右ヱ門芋、赤頭大根などが入ります。

甚五右ヱ門芋は最上伝承野菜。
歴史古く室町時代から佐藤家が20代に渡って代々種を繋いできた一子相伝の里芋です。
煮崩れしにくく旨味もしっかりあり煮物や芋煮などとにかくおいしい里芋です。
歴史を感じながら食べていただければと思います。

赤頭大根は盛岡在来種。
生だと辛味が強いのでおろしやグリルでいただくとおいしいですよ。
かぼすやレモンの皮を入れて漬けるのもおすすめです。
これも市場にはほとんどない在来種なのでぜひじっくり味わってほしいです。

栗かぼちゃは今回で最後になる可能性が高いです。
煮物やデザート、グリルしてもしっかり味があるのでおいしいですよ。

他にも滋賀在来種の日野菜かぶや札幌在来種の札幌黄玉ねぎなども入りますよ。

果物セットは温州みかん。
今年は収量も少なく何回だせるかわかりませんが、酸味もしっかりあるみかんは
あればあるだけ食べてしまいそうですね。

そろそろかぶや大根なども出はじめる季節です。
ミコト屋ではこの時期から在来種も多くでます。どれも昔ながらにその地域に根付いてきた野菜です。
それぞれが今の野菜と違い個性豊かで歴史を感じられます。
病気に弱かったり今の規格に合わなくて消えて行ってしまった在来種も多くあります。
でも本来は自然と寄り添ってできた野菜こそが本当の規格だと思ってもらえたら嬉しいです。
おいしく食べて昔ながらの大事なものも守れたら一番最高ですね！

次回もよろしくお願いします！